2013年3月5日火曜日

特命社長松原秀夫の言葉⑭-五つの言葉―



 皆様は月にどれくらい本を読むでしょうか。本を読むにも、ただ漫然と目を通すのでなく、その意味をよく考え、咀嚼していくのでないときちんと理解したことになりません。大手コンピューターメーカーであるIBMでは、「五つの言葉」という自己研鑽をすすめる大事な考えがあります。以下、引用します。


 

IBMの"考えよ"ということについて今朝はみなさんと考えましょう。

IBMの初代社長ワトソン氏が会議の席上、黒板に書いたのがこのthinkです。

IBMには〔五つの言葉〕というのがあります。

それは、

 

1.本を読め(read )
2.
人の話を聞け
(hear)
3.
話し合え
(discuss)
4.
物事を観察せよ
(observe)
5.
そして、考えよ(and think)

 

この5つの言葉の基本はthinkです。

扇谷正造氏は、これを数式として次のように表してます。

 

(read+hear+discuss+observe)*(think)これを分解して、

 

read×think  本を読んで考え、考えては本を読む
hear
×think  話を聞いては考え、考えてはまた話を聞く
discuss
×think  討議しては考え、考えてはまた話し合う
observe
×think  物事をよく観察して考え、考えてまた観察する
think+create
  考えることから"創造"は生まれる

 

絶えず考える、それが創造につながるのです。

今日は「生産会議」が行われますが、この会議(discuss)でまず出席者全員が考えて、よりよき生産条件の決定をしてください。

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