2013年3月4日月曜日

特命社長松原秀夫の言葉⑭-立ち止まって自分を振り返ってみよう―



 反省することは進歩につながります。自分の日常の行為、行動を一か月に一日でも、あるいは一年に一回でもじっくり振り返り、よく見つめてみることです。日常生活がワンパターン化していることも発見できるし、無駄・無理・ムラの非合理性を見出すこともあります。ふと立ち止まる。そして見る。こうしたことは、よくしているし、何気ない動作の中にもあります。

大切なのは「見る」と「観る」の違いです。ただ目で追うのと観察する心をもってじっくり眺めるのでは、大きな相違があります。自分をふりかえる時、前にもこうした失敗をやったことがあったとか、この時は信念のないまま思いつきで行動してしまったとか、そして自分はなぜ改善できていないのか、再び失敗を繰り返してしまうのかと観察してみることです。「疑問を持つ」―これです。疑いを投げかける心を自分自身に、また周囲に抱くことが新たな発見と、新たに明らかにすべき疑問点を明確にしてくれます。そして疑問が生じたら心の中に仕舞わず他人に尋ねてみましょう。いろいろな見方、考え方、価値観を他人は持っているのだから。その時、虚心に傾聴する姿勢を持って臨むことも大切だと思います。絶えず自分をリフレッシュして環境に流されない心掛けを持つのがいいでしょう。

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