2018年7月4日水曜日

ベイスターズ観戦


1年振りにプロ野球観戦に行きました。横浜ベイスターズと広島カープとの試合です。金曜日の夜、球場は超満員で、ビックリです。昔は巨人戦以外の試合は閑古鳥が鳴いていたものです。

女性の観客も多く、黄色い声援も多く上がります。試合の合間にチアガールの応援があり、昔とは大きな違いです。私が子供の頃、叔父が後楽園球場の巨人阪神戦に連れて行ってくれました。当時、最高のピッチャー、阪神の江夏が投げるのを見たとき、長島、王がきりきり舞いさせられた投球を思い出します。江夏のボールは子供の私が見ても、凄いスピードでキャッチャーのミットにパンという軽快な音と共に吸い込まれるようでした。プロ野球の素晴らしさにうっとりして巨人ファンになりました。

ベイスターズが負けているので、私は観客の帰りを避けて7回の表から帰りました。その後、8回9回の攻防でベイスターズは逆転サヨナラで勝ちました。勝利の瞬間を知らずに帰った私は、ある駅でアイフォンをホームで落とし、駅員さんに30分以上迷惑を掛け見つけてもらいました。お客様のために一所懸命発見しようとする駅員さんの姿に感動を覚えました。

30年近く前、読売ジャイアンツ巨人軍から移籍した駒田がベイスターズでプレイしていた時、巨人ファンだった私はベイスターズ側の席でファンに囲まれて困ったことがあります。ベイスターズファンに取り囲まれながら色々と辟易していたところ、終盤で駒田がさよならフライを上げ、劇的な勝利を挙げたのです。ベイスターズファンの雄叫びに飲み込まれ、一緒になって勝利を喜びました。

もし、早く帰らずに、ゲームを見ていたら、アイフォンを落とすこともなく、逆転さよならに感動し、勝利の余韻に皆と浸っていたことでしょう。
人生は思うようには行かないものですね。自分ことばかりを考えていると良い目を見られないのだと心から反省しきりの土日でした。








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