2016年10月3日月曜日

沼津港深海水族館

富士山に並び、もうひとつ日本一を誇る自然が静岡県にあります。日本で最も深い海、駿河湾です。最深部で2500mを超える湾には、世界有数の深海生物が多数生息しています。
駿河湾に面した沼津港にある、沼津港深海水族館に行ってきました。別名、シーラカンス・ミュージアム。日本初の深海生物に特化した水族館です。

水族館の前は行列が出来ており、人気ぶりが伺えます。水族館の中は、古代生物や深海のサメ、クラゲ、貝、見たこともない形の魚たちがいました。
そして水族館の名称でもある、主役のシーラカンス。世界唯一の冷凍シーラカンスが四体も展示されていました。
シーラカンスはギリシャ語で「脊柱」という意味です。シーラカンスには背骨が無く、代わりに脊柱というホースのような柱が一本身体の中心を走っています。身体の表面は鎧のような鱗に覆われていて、体長1〜2m・重さ60〜90kgの成人男性並みの身体を背骨の代わりに支えています。
生きた化石と言われ三億五千年前の昔から変わらぬ姿を保つシーラカンスですが、なぜこんなに長きに渡って生き残ってきたのでしょうか。
一説では美味しくないので人間に乱獲されなかったからではと言われています。専門家によれば、「味は無く、湿った歯ブラシのような食感」で、こんな不味い魚は食べたことが無いと言ったそうです。

水族館を満喫したあとは、沼津港の水門びゅうおに行き沼津の展望を眺め、最後に隣市の三嶋大社を参拝して観光を終えました。

沼津港には、深海魚を食べさせてくれるお店もあるようです。沼津に行った時には、深海魚を見るだけでなく、味も確かめてみてはいかがですか?シーラカンスと違い、美味しい深海魚を食べさせてくれることと思います。私は今回は鮪を食べてしまいましたが、次回は深海魚に挑戦してみたいです。














 

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