2013年11月12日火曜日

六池会40周年記念事業出席


平成25年11月3日、お台場の日航ホテルにて六池会40周年記念式典および祝賀会が行われました。私が神奈川大学の門を通ったのは、今から41年前、昭和47年のことです。大学紛争が激しく吹き荒れていた頃、試験の頃になるとロックアウト(大学封鎖)となり、試験は行われずレポート提出となりました。そのお陰で大学を卒業できたようなものですが、当時、学生運動家たちに毅然と立ちはだかり、一歩も退くことのなかった小池榮一先生に心酔して、小池ゼミの扉を叩いたのが、昭和48年の秋でした。

小池ゼミナールの劣等生だった私が、なんとか一端の社会人と成れたのも小池先生の薫陶のお陰です。小池ゼミの時には分らなかったことも、社会人と成ってからずしーんと心に響いたものです。あれから、40年、あっという間でした。400数十名の卒業生のうち、150名が出席し、50数名が寄付金や記念誌の購入をしました。40年続くゼミは全国どこを探してもあり得ないし、周年行事に50%近い卒業生がなんらかのつながりを持つなんてことも奇跡に近いと思います。すべて小池先生のご指導があったればこそのことです。

私の人生は、小池先生にお会いしたことで、成り立っていると、人生を振り返って思うところです。今回、ゼミ活動の写真を300枚程DVDに焼き、音楽に乗せてページをめくる様に見られるものを作成しました。写真を集め、スキャンし、1サイトの八木さんに原本を作成していただき、一枚一枚コピーし、DVDに表紙を印刷しました。200枚にのぼる印刷は大変と言えば大変でしたが、作成する過程で思い出が脳裏を交錯し、涙があふれてくることもありました。

今回、六池会会員に配布したところ、全国各地から“涙が止まらなかった”という嬉しい便りがやって参りました。六池会40周年記念式典の役員を仰せつかり、部長として仕事できたことは、還暦を迎える自分としては、とても嬉しい出来事でした。

写真に写っている二人は、同期生の相原くんと門田くんです。三人で再会の宴を相原くんの住んでいる長野で行おうと誓った日でした。




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