2013年5月20日月曜日

黄セキレイのひな

五月晴れの上空をつがいの黄セキレイがせわしく往来する姿を見かけるようになった休日の朝、夫が「見つけたぞ!」と庭の石垣を指さしました。
なんと黄セキレイのひながせまい石垣の穴の中の巣に6羽、折り重なってジィーと親の運んでくるエサを待っていました。

セキレイには白(ハク)セキレイ、黄セキレイ、尾黒(オグロ)セキレイとありますが、とても用心深い性格です。
人間の姿があると親は口ばしにエサを咥えたまま、巣の上空の電線の上にずっと待機して巣には入って行きません。
黄セキレイの子育てを妨げる訳にはいかず、距離を保って見守ることとしました。

巣を発見してから4日目の朝、6羽のひなのうちの1羽が穴の入り口に立って数歩、歩いているのを見たのが最後、ひなの姿はなくなりました。
へびや野鳥などの外敵がいる中、成長することの大変さを感じつつも、近くの雑木林の中に歩いて移動して、成長し続けているだろうことを願ってやみません。



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