2018年8月13日月曜日

ウィーン、プラハ旅行


 学生以来、久しぶりに海外旅行に行きました。旅先はオーストリアのウィーンと、チェコのプラハです。隣国同士で鉄道で気軽に行き来出来る両国ですが、言語も通貨も異なり、両方まとめて行くには意外と差のある国でした。言語はオーストリアはドイツ語、チェコはチェコ語、通貨はウィーンはユーロ、チェコはチェココルナです。チョココロネと覚えると覚えやすいです。

 ウィーンはヨーロッパを13世紀から20世紀まで治めたハプスブルク家の中心地で、王朝最後の皇妃だったエリザベート女王が人気で、関連のお土産物が各所にあります。
初日はハプスブルク家の王宮内を見学して、オペラ座、シュテファン大聖堂といった建物に行きました。ウィーンはモーツァルトゆかりの地なので、オペラ座の周りにはモーツァルトの扮装をして勧誘する人がたくさんおり、日本人と見ると日本語で話しかけてくるので面白かったです。





 街並みはどこも中世ヨーロッパの雰囲気が色濃く残っており、歩くだけで素敵な街でした。石畳の細道が美しい小路で、「AKAKIKO」という和食屋を見つけました。意外なところで日本に出会って、嬉しくなりました。テラス席にキッコーマンの醤油がたくさん置いてあったので、キッコーマンから取った名前かと思いましが、後で調べたら名前は、日本人の女の子風の名前を想像して「赤黄子」と付けたそうです…。海外では日本語はカ行が多い発音に聴こえると言われますが、それでこういう名前を想像したのでしょうか。

 あとウィーンで面白かったのは信号機で、青信号が手をつなぐ二人の人とハートマークが描かれたシルエットになっているのをよく見かけました。カップル信号か、介護信号かどっちかでしょうか。



 翌日はチェコに移動で、昼過ぎに鉄道で発車しました。途中で前を走る電車が脱線したため何も無い田舎で二時間ほど停まり、夕方到着のはずが夜になってしまったのが大変でした。電車の扉はいつでも開けられるので、外に出て行って、帰ってこない人々もいました。道路まで歩いて、バスとかで移動するつもりなのでしょうか。車内で動画を見始めて、皆で集まってわいわいしている人たちもいました。海外の電車は自由ですね。
 
 三日目はプラハ城を見学に行きました。プラハ城はギネスブックに載っている世界最大の城だそうで、行くと一棟の城というより城郭でした。プラハの街並みは石畳と白い壁、赤茶の屋根で、青空に映えて美しかったです。






 夜はエステート劇場でオペラ「フィガロの結婚」を観ました。当然会話はチェコ語で、頭上には英語の字幕が出ていたのですがこれもよく分からず、幕間にあらすじを読んで何とか理解しました。モーツァルト作の有名なオペラなので硬い話なのかと思っていたのですが、ずっとコメディで笑いが絶えませんでした。

  短い旅行でしたが、日常を忘れて楽しむことが出来ました。景色がきれいなので何度行っても楽しめる街だと思いました。いつかまた、違う季節に行ってみたいです。

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