2020年6月25日木曜日

家庭菜園


 
コロナウイルスの影響が出始め、子供達の休校や所属団体の行事がなくなり始めた3月下旬、
自粛自粛と言われどこにも行けないので、畑作りを家族で始めました。
 

私の家の裏庭は戦前みかんを植えていた段々畑となっており、成人後、父から管理を任されました。
 
 
 

 
 庭としては広すぎるので、毎年年10日程度を費やし、エンジン付きの草刈機で雑草を刈り取ります。雑草の生命力は凄まじく、特に57月には手入れが必要です。

そんな手間を減らしたのが、7年ぐらい前に敷設した防草シート。
シートを敷いた所には草が生えず、草刈りをしない段がいくつかできれば手間も大幅に減ります。

そんなシート(第二期)が昨年の台風にて破損したのも畑を作るきっかけになりました。


 
①まず、開墾です。
スコップで穴を掘ります。掘ると石がかなり出てきました。ただ、10年前ぐらいにジャガイモを植えたので多少は石が少なかったような。

その石を手動ふるいに入れレバーをグルグル回します。

下に土。ふるいに石が残ります。

(昨年、息子がどうしても手動のふるいが欲しいとの事で、多分使わないのだと思って買いましたが、大活躍。道具って大事だなぁ。そろそろ電動のが欲しくなってきました…。)
 

という石と土の分別作業を繰り返し、土だけにします。(この間もほぼ毎日草むしりか草刈りはします)
 
               
 
 
②肥料を入れ土を整えます。
数ヶ月間作ってきたコンポストを地中に埋め、一週間ぐらい置きます。

その間に余っている土を分別し、畑用の土を作ります。

イノシシ除けのためにフェンスを建て、(建てと簡単に言いますが、まず柱の鉄筋が自立できる地盤を探し調整し、打ち込み、土留を作り、フェンスを置き、結束線で留めます。)害獣の侵入を防ぎます。

余っている土というのも数十年放置していた場所で、草を刈るがそのままと言う自然の腐葉土です。

土の色は真っ黒でミミズが群生しています。
この土もガンガン分別。(もちろん草むしりは日課です)

 
酸度計も楽しかったんで買っちゃいましたが、ほぼ中性で紫陽花の薄〜いブルーの理由がわかりました。



 
 
さて、これから③苗植えをします。

農家出身の義母が大仁の農場で吟味し、厳選して買ってきたものを植えました。
苗植えは1時間もかかりません。

やはり「畑作りは土づくり」と言う言葉の通りですね。
 




そこからは草むしりと毎日の水やりが主になりますが、家族に目標や工程を語り、少しづつ
作業続けた結果、ここ23年間戦い続けた切り株との決着(脇腹負傷しましたが…。)も付きました。

石垣の補修の左官工事も少し終わり、防草シートも多少の修繕をし、地盤沈下した芝生も埋め戻し完了。


 
 
休憩中に三ツ石を眺めたり、木陰で本を読んだり、お昼を庭で食べたりできるように整備もでき、よく見かける草や虫、鳥の名前もわかってきました。

先週からキセキレイ(多分…)が巣を作り、子育てしています。



 
コロナの外出自粛は大変な方が多かったと思いますが、いつも負担に感じていた庭がこれほど役に立ち、家族との時間を有意義にできる場所になるとは思いませんでした。

これからも無限と言っていいほど、手を加えるところがありますが、壮大なリアルシミュレーションゲームに没頭し、コツコツ作り上げていこうと思います。


 





 

 

 


 

 

 

2020年6月18日木曜日

大阪へ

 

5か月ぶりに大阪に行ってきました。


新型コロナウィルス感染予防の為、自宅待機が続いていましたが、やっと緊急事態宣言が解除され、大阪に行くことが出来ました。

昨年秋に、生涯独身の兄が亡くなって、高齢の母に代わって様々な手続きや片付けが、私に託されました

概ね順調に進んでいたのですが、思いもよらない新型コロナの流行で足踏み状態になってしまいました。

銀行の手続きや公共料金の手続き、その他の手続きも山ほどありますが、何と言っても、私が一番心配なのは、兄が生前、私に託した昆虫採集標本のことです。

本格的に暑くなる前に、引き取って下さる方へ標本を壊さないように送らなければなりません。

ということで、実際、標本箱は何箱あるのかを確認してみました。
 
 


 
 

大中小合わせて、45箱もありました。どれも美しくカミキリムシが標本されていました。未使用品も11箱ありましたし、標本用のラベルや虫ピン等、たくさん残されていました。兄はきっとまだまだ続けたかったのだろうと思うと、なんとしても頑張って約束は果たさなければいけません。

まだまだ片付ける事は山積していますが、大好きだった兄のことを記憶に残すための作業だと思っています。
大阪に行くために、毎回新幹線を利用するのですが、今回はソーシャルディスタンスが
良くなされていて、というか本当に空いていました。
 
 

 

 

 




 
 
名古屋までの「こだま」も、名古屋から乗り換えた「のぞみ」も、それぞれの乗客の周りは誰もいない状態でした。
 
 
 
 

 

 
 
大阪で利用した地下鉄は金曜日の夜なので、それなりに混んでいましたが、乗客は座席をひとつ開けて座っていて、次の駅で乗ってきた人もその隙間に座ることはありませんでした。
さすが、吉村大阪府知事のお膝元だと思いました。
                    

鍋島早苗

2020年6月8日月曜日

久しぶりの土浦駅


お客様に会いに土浦まで行って参りました。

良い天気の中、東名高速、首都高、東北道、常磐道と高速道路を乗り継いでの3時間、

久しぶりにドライブを楽しみました。映画好きの私としては、ロードムービーを見ているようでした。


海老名サービスエリアでは、素晴らしいトイレにお世話になり、売店を見て歩きました。

建物の前には日の丸の旗が風にはためいていました。日の丸を見たのは久し振りのような気がし
 
ます。
 
 


首都高速は日曜日のせいか、自動車は少なく、走りやすかったです。

東北道から常磐道では、守谷サービスエリアで一休み。




昔と違って、施設が素晴らしくなっており、売店も工夫が凝らされており、

休息を楽しめるところとなっていますね。

 
土浦駅前の市立図書館に寄りました。長女の旦那様が設計した図書館です。
 



 
 
 
コロナウイルスの影響で訪れる客は少なかったのですが、

誰もが寛げる空間がありました。
 

 

こんな図書館があれば、休みのたびに通いたくなるだろうなと思いました。

 
その後、お客様の可愛いお子様にも会え、抱かせていただき、

久し振りに赤ちゃんの重さを感じました。

私を見て、笑ってくれたのが、何より嬉しかったです。


  
鍋島一博

2020年6月5日金曜日

休日に息子と

日時は45()の午前中です。

緊急事態宣言が出る前であったことや天気が良かったので息子と一緒に撮影してもらいがてらお花見に行きました。

歩いて5分以内というところですので、近所にこんなところがあることは知っておりましたが、お花見は初めて行きました。こちらの広場は息子が幼稚園や小学生低学年の時によく来てキャッチボールなんかをやりました。

東屋はまだ利用したことないですが、お花見しながらお弁当を食べ一杯やるって言うのもいいのかなって思いました。

今思うことは、このように当たり前の風景であったり当たり前の休日が緊急事態宣言で一変して不安など抱えながらの生活が1ヶ月以上続きました。
今後そのような事が起こらないように唯唯願うばかりです。

帰りがてら2羽のカモに出会いました。日常的な風景です。改めて大自然の中で生活しているんだなあと実感しました。